徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 納税表彰バッジ

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聞けば1日数万アクセスというブログも世間にはあるそうで、一体どうすればそんなことが可能なのか想像もできない当ブログの運営者です。

1日十数アクセス、少ないときはひと桁台という状態が開設以来長い間続いたので、さすがに自分でもこのブログの存在意義を疑わざるを得なくなったほど。
それでもまあ記事が増えるにつれ、少しずつはアクセス数も増え、気がつけば10万アクセスを超えた。開設が2005年6月1日だから、ここまでくるのに6年以上かかったことになる。
ネットで情報収集していたら自分で書いたブログが引っかかってきたりして、何となく気恥ずかしい思いをしたこともある。
このブログの来訪者の中には、おそらくついつい検索サイトから訪れる人も多いと思うが、御愁傷様としかいいようがない。「このバッジは実にすばらしいデキで」などと生きていく上でなんのタシにもならないことしか書いていないからで、少しは申し訳ないようにも思うけどどうしようもない。まあネット情報なんて安かろう悪かろうだよと広い心で見なかったことにしていただくほかない。
まあこのブログでは、心ある人とともに、バッジの鑑賞を楽しんでいきたいなあとは思ってはいる。そんな人がどれだけいるかはサッパリわからないのだけど。

さて、今日の一枚はそんな感慨とは全く無関係に、納税表彰バッジである。
様々な団体で行われる表彰事業の記念品として登場するのがバッジ。これもそのひとつである。
裏面には、シリアルナンバーと造幣局刻印、そして「国税庁長官表彰」の文字が見える。税務行政の円滑な運営に貢献した人や税に関する作文コンクールでももらえるらしい。納税貯蓄組合や青色申告会の理事などが表彰者に名を連ねていく。税務署長表彰、地域国税局長表彰、国税庁長官表彰、財務大臣表彰とランクが上がっていくようだ。国税庁長官表彰でもなかなか受彰者は少なく、けっこうもらうのは大変のようだ。表彰されると賞状、盾、バッジがもらえるらしい。

バッジのデザインは桜の葉と花。納税表彰の文字が金メッキされた純銀製。しかし、増税論議が活発に行われている昨今、このバッジをつけて街を歩くのはちょっと・・・という気にさせられる。