徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

大阪造幣局「造幣博物館」を見学した その3

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北朝鮮の核実験のニュースは、大阪の道頓堀あたりに昼ご飯を食べに行こうと思って通りかかったときに、街頭の大型ビジョンで見た。
いやあ、ビックリしたなあ。
それ以来、ニュースは北朝鮮ネタ一色。緊迫した国際政治状況は、連日ニュースが伝えるところ。

北朝鮮を巡って、国連や日中韓米ロ、関係国の綱引きが激しさを増しているが、私の造幣局博物館の話はそれとは無関係にまだ続くである。(笑)

さて、造幣局では貨幣の他勲章やその他金属加工品も作っているのだが、特筆すべきはオリンピックメダルだろう。博物館にはもちろんそのコーナーもしっかり設けられているのである。東京オリンピックや札幌・長野冬季オリンピックなどのメダルは、造幣局で作られたものである。

そのうち、東京オリンピック(1964)の金メダルを紹介しよう。
メダル本体のデザインは、古代ギリシャ風に勝者を称える群衆の姿が描かれ、裏面には勝利の女神?と「将 OLYMPIAD TOKYO 1964 GYMNASTICS」の文字。最近は変わった形のメダルも多いが(アテネオリンピックのメダルは大きく穴があいていた)、いかにもオリンピックのメダルらしいクラシックなタイプ。
オリンピックの5色をストライプにしたリボンが目を惹く。
なかなか魅力的なリボンだ。こうして見ると、メダル本体だけでなく、リボンも重要な構成要素であることを改めて感じる。勲章などでも同じだけど。