徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

北朝鮮 金日成バッジ

イメージ 1

すっかり忘れていたが、ネットのニュースで思い出した。今日4月15日は、金日成の95回目の誕生日なのであった。
相変わらずマスゲームやってるんだなあ。ポーランドのテレビ局による「金日成のパレード」という有名なドキュメンタリー映画があるが、人海戦術を磨き上げ、ひたすらローテクを極めてこその凄みをつくづく感じる。金があってもできることとできないことが、世の中にはあるものだ。世界一の強大国アメリカですら10万人規模のマスゲームは出来まい。

それにしても、少し前までは「金日成」は「きん・にっせい」と読むのが一般的だったように思うが、最近ではすっかり「キム・イルソン」が定着した(私などはいまだにこちらのほうがシックリくるのだが)。「金正日」に至っては「きん・しょうにち」ではなく、完全に「きむ・じょんいる」である。ワープロでもすぐ変換できるしね。

北朝鮮といえば、バッジコレクターでなくても金日成バッジの存在は殊に有名である。たくさん種類はあるのだが、情報が少なく、いまだにその全体像がよくわからない。
これまでも金日成バッジを紹介してきたが、一番ポピュラーでよく知られたのがこのバッジである。
なんというか、一番「金日成バッジらしい」バッジである。

それにしても、以前は金日成バッジがどれほどレアなアイテムであったか、コレクターとしては思い出すだに感慨深い気分になる。それが今ではどうだろう?

今年が95周年ということは、あと5年で100年を迎えることになるが、はたして北朝鮮はどうなっているのであろうか。・・・けっこう何にも変わってなかったりして。