徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 土地家屋調査士バッジ

イメージ 1

正体不明のバッジに、悩まされることが多い。ましていかにも「なにかありそう」な雰囲気のある品ならなおさら気になる。
裏面になんのバッジかちゃんと刻印してくれれば完璧なのだが、もちろんそういうわけにはいかない。

いろいろ調べて、問題が解決することもあるが、気になるブツのことは、忘れずに頭の片隅においておくと、ふとしたきっかけで判明することもある。

今回のバッジはまさにそんなケース。五三の桐に「測」の一字。一目見たときから、なんだかサムライ業(弁護士とか、司法書士とか)関係じゃないかとピンときた。桐紋は法曹関係によく使われる(ちなみに、教誨師のバッジ)ので、おそらくその関係じゃないかとふんだ。しかも、何となくこの雰囲気だ。
・・・しかし、その先はさっぱりわからない。

手に入れてからずいぶんたったが、今日、偶然に正体が判明した。あるパンフレットを何気なく見ていたら、そこに出ていた広告にこれと全く同じマークを見つけたのだ。

お隣との境界。気になるんだよなあ~ そんなときいつまでも悩んでないで「境界問題相談センター埼玉」へお電話ください。 埼玉土地家屋調査士会

はて。土地家屋調査士会って?
なんなのかよくわからなかったので、家に帰ってネットで調べてみると、日本土地家屋調査士連合会のサイトにその説明があった。
「昭和25年、議員立法により土地家屋調査士法が制定され、所有者に代わって不動産の表示に関する登記につき必要な土地又は建物の調査、測量、申請手続又は審査請求の手続を主な業とする土地家屋調査士が誕生しました。」
・・・だそうだ。

たしかに境界問題でトラブルになるケースは多いようで、それもかなり深刻化し、しまいには流血沙汰の事件になることすら稀にはあるようだ。

それにしても、試験に通らないと資格はもらえないので、関係サイトをいろいろ見ていたら土地家屋調査士試験対策のサイトもいくつも見つかった。
まあそれはいいんだけど・・・どうもこの法曹関係サムライ業って、弁護士を頂点としたヒエラルキーというか、そういうのがあるようで。掲示板を見ていたら、劣等感と優越感の入り交じった露骨な罵り合いが展開されていたりして、どうもねぇ・・・

安定感のあるバッジのデザインはなかなかいいと思うけどな。