この前、インチキサムライバッジ、労務管理士之章を紹介したところだが、今日紹介するのはホンモノのサムライバッジ。
厚生労働省のサイトによると、
「技能検定は、労働者の有する技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度であり、労働者の技能と地位の向上を図り、ひいては我が国の産業の発展に寄与しようとするものであって、職業能力開発促進法(昭和44年法律第64号)に基づいて実施されています。
技能検定は、労働者の技能習得意欲を増進させるとともに、労働者の雇用の安定、円滑な再就職、労働者の社会的な評価の向上に重要な役割を有するものです。」
だそうである。
検定職種は様々で、建設から窯業、金属加工、機械、食品、衣服繊維、印刷製本、さらにはウェブデザインからファイナンシャルプランニングまで含まれるそうだ。
うーむ、これだけ広範囲の職種をカバーするのでは、検定をやる側も大変だろうに、と思わされる。
「技能検定は、労働者の有する技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度であり、労働者の技能と地位の向上を図り、ひいては我が国の産業の発展に寄与しようとするものであって、職業能力開発促進法(昭和44年法律第64号)に基づいて実施されています。
技能検定は、労働者の技能習得意欲を増進させるとともに、労働者の雇用の安定、円滑な再就職、労働者の社会的な評価の向上に重要な役割を有するものです。」
だそうである。
検定職種は様々で、建設から窯業、金属加工、機械、食品、衣服繊維、印刷製本、さらにはウェブデザインからファイナンシャルプランニングまで含まれるそうだ。
うーむ、これだけ広範囲の職種をカバーするのでは、検定をやる側も大変だろうに、と思わされる。
なお、技能士には等級があって、特、1、2、3級の4クラスだ。この試験、合格すると合格証書が交付され(特級と1級は大臣名、2級と3級は都道府県知事名で交付)、さらにバッジがもらえることになる。
特級は中央に白い七宝の入った金、1級は金、2級は銀で3級は銅色のバッジである。
特級は中央に白い七宝の入った金、1級は金、2級は銀で3級は銅色のバッジである。
画像のバッジは、労働省時代の1級技能士章だが、デザインなどに変更はないようだ(バッジ裏面と桐箱にある「労働省」の名前が変更されているだけと思われる)。
純銀に金メッキのようだ(ホールマークあり)。
このバッジはどこの作なのだろうと思っていたら、バッジの裏に小さく造幣局の刻印があった。気がつかなかったな。
まあ、全体の印象は、なんだか「そのまんま」というか、ベタな感じのするバッジである。
純銀に金メッキのようだ(ホールマークあり)。
このバッジはどこの作なのだろうと思っていたら、バッジの裏に小さく造幣局の刻印があった。気がつかなかったな。
まあ、全体の印象は、なんだか「そのまんま」というか、ベタな感じのするバッジである。
ところが、箱に説明書きの紙片が残っていたので見てみると・・・これがまた大層なことが書いてある。
「技能士章は、技能検定の合格者に常時着用して技能士としての誇りを持っていただくとともに、技能士を正しく評価し尊重する社会風潮を築くため、昭和41年に制定されたものです。
技能士章のデザインは、技能の技の字を中心として、五つの光とその間を結ぶ菊花によって構成されています。
光は技能者の今後の発展性を象徴し、五つの部分は新しい技能者に必要な頭(知能)と、両手両足(身体機能)を表しています。
菊花は、技能士の持つ栄誉を象徴し、頭と手、足と足を結ぶものは、それぞれ技能士としての矜持、公証された技能に対する自信、職場における安定した地位を表しています。
技能士章の着用の仕方は上着の左えりで、外出されるときなどは、常につけるように心掛けて下さい。
技能士章を他人に貸したり譲ったりしてはいけません。」
技能士章のデザインは、技能の技の字を中心として、五つの光とその間を結ぶ菊花によって構成されています。
光は技能者の今後の発展性を象徴し、五つの部分は新しい技能者に必要な頭(知能)と、両手両足(身体機能)を表しています。
菊花は、技能士の持つ栄誉を象徴し、頭と手、足と足を結ぶものは、それぞれ技能士としての矜持、公証された技能に対する自信、職場における安定した地位を表しています。
技能士章の着用の仕方は上着の左えりで、外出されるときなどは、常につけるように心掛けて下さい。
技能士章を他人に貸したり譲ったりしてはいけません。」
いちいちデザインに意味が含まれていることを強調するあたりがなんとも・・・デザイン上の意味なんて後付けじゃないのかとも思うのだが。
こんなバッジをつけている人がいたら私なら気がつく自信があるが、お目にかかったことはない。実際の所、技能士さんたちも、あんまり普段はつけてないんじゃないかという気もするがどうなのだろう。