徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

北朝鮮 金日成バッジ(旧型)

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テレビで六カ国協議のニュースが出てくるたび、つい首を伸ばして見てしまう私。
北朝鮮代表、金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官がよく映っているが、彼のつけているバッジについつい目が行ってしまうのだ。
どうやらあれは、以前にも紹介したことがあるが朝鮮労働党旗型で全面赤の金日成バッジである。

さて、金日成バッジというのは、日本人でもみんなが知っている北朝鮮のシンボルとして有名なアイテムなワケだが、その起源は意外に古く、北朝鮮建国(1948年9月)の前からあったらしい。
もっとも、よく知られている現在の肖像写真の入った現在のタイプは、1970年代以後から始まると見られている。

ではそれ以前はどのような金日成バッジがあったかというと、基本的には銅製で、金日成の横向き肖像が浮き彫りになった、今回掲載したようなタイプである。
北朝鮮国旗が赤青の七宝で鮮やかに彩られたなかなかよい出来のものである。よくみると、肖像の部分は別のツクリとなっている。

私は金日成バッジには昔から関心を持っているのだが、どうも情報が少なくて、いまだに全体像がなかなかつかみかねている。困ったものだなあ。・・・