コミュニスト・カントリーではなぜか政治指導者の肖像をありがたがる傾向があって、これは洋の東西を問わない現象であると言えそうだ。不思議なことに。
そのおかげで、このブログでもこれまでさんざん紹介してきたように、彼らの肖像はバッジに数多く登場しており、おかげで私のコレクションの格好のテーマとなっている。
ただ、そうであってもやはりそれぞれの国の文化を反映して、ユニークなバッジが作られている。
このバッジデザインは、まずソ連のレーニンでも、中国の毛沢東でも、キューバのカストロでも出てこないだろう。東南アジアの文化の香りが漂う一枚であり、数あるホーチミンバッジの中でも私のお気に入りの作である。