徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 朝日新聞社バッジ

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最近ちょっと気になるニュースといえばやっぱりアレだ。
週刊新潮の「朝日新聞阪神支局襲撃‘実行犯'の手記」鮟笋覦賚△料福阿任△襦?br />

1987年発生の事件はすでに時効を迎えているが、「(自称)実行犯の手記」が今年1月から2月、「週刊新潮」に、4回にわたって大々的に掲載された。
ところが、その内容が事実と全く異なるとして朝日新聞側が反論、自らの紙上で週刊新潮側に訂正と謝罪を求める記事を掲載した。対して、週刊新潮側は「こちらの見解はすでに記事で掲載済み」と、まるで外務省の高級官僚さながらの、ひたすら木で鼻をくくった態度でこれに応じた。

私も週刊新潮の記事は気にはなったものの(電車の中吊り広告で知った)、あまりにも怪しすぎて読む気にならず、実は今もまだ読んでないのだが、報道されている記事の概略を見る限り、とても朝日新聞側の反論に耐えられるものではないと思っていた。
それに、朝日新聞だけでなく、捜査当局もこの告白記事には、完全無視を決め込んでいる。

それが今月になって、事件を告白した自称実行犯が、「実は自分はやってない」と言い出したらしい。記事の根底を覆す態度の豹変に、週刊新潮はあわてたらしく、今月16日号で、一連の記事を巡る検証を掲載すると発表。
「(告白者が)自らの手記を否定するかのような不可解な発言をしていることが明らかになりました」と週刊新潮はいうのだが、それって要するに告白を真に受けて、自分で裏付けとってなかったってこと?こんなに重大な告白なのに?っていう感じだ。不可解なのは週刊新潮の態度そのものだと言えよう。
まあ今まで記事への批判にまともに答えようとしてこなかった週刊新潮が、どのような自己批判を展開するやら・・・私も今度は買って読もうかと思っているくらいだ。

もっとも例の「告白記事」、なるほど事件の真相はこうだったのか、と信じた読者よりも、怪しいよなあ、と眉にツバして読んでた人のほうが多いんじゃないかとは思うがね。まあある意味予想どおりの展開と言えなくもない。でも思ったより早かったね。でもこの先どうなるのか、目が離せないな。

余談が過ぎた。
今日の一枚は、そんなわけで朝日新聞社バッジ
かの有名な、軍艦旗そっくりの社旗の形をしたバッジである。朝日記者バッジの現物を見たことがあるのだが、これとは全く違う形なので、この社旗型バッジは販売員や配達員などのバッジなのかも知れない。ただし、このバッジはちょっと古そうなので、時代が違うということもあり得るが。
実はこれ箱入り放送紙付きの完全未使用品で、作ったのは「昭和堂徽章製作」、東京都中野区のメーカーである。

ホント言うと、コレクターとしては、朝日新聞よりも週刊新潮のバッジが欲しいな。この騒動で廃刊になりかねないし。