徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

北朝鮮 金正日バッジ

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金正日が、4年ぶりの訪中を行ったという。丹東から大連に入り、その後北京に向かうと見られているそうだ。
後継者問題が注目される中、今回は中国首脳部への後継者のお披露目もあるのでは?という見方もあるようだが、さてどうだろう。
中国としては、国内的には経済成長維持が絶対命題なので、朝鮮半島でのもめ事など真っ平御免。北朝鮮がとりあえずは今のまま、生かさず殺さずのところをキープできれば十分。延命措置のため、経済的支援もとりあえずは続けていくのだろう。韓国哨戒艦沈没事件では、北朝鮮による攻撃の可能性も浮上しているようだが、これも中国としては気になるところ。南北朝鮮の衝突に結びつく挑発行為など、もってのほかだ。余計なことするな!と釘を刺しておきたいところだ。
一方北朝鮮にとっては、失策もあってますます疲弊する経済と国内不満緩和のため、経済支援はなんとしてもほしいところ。となれば、手っ取り早く頼れるのはやはり中国。中朝友誼といっても、所詮は同床異夢である。

金正日総書記も健康を害してから、すっかりスリムになったというより、やせ衰えたとしか言いようがない状況。かつての肥満体型が今となっては懐かしい。
バッジの金正日も、現状と比較すると相当若々しい朝鮮労働党旗と元帥服姿の金正日である。金日成バッジも、金日成が死んでから老年の肖像が描かれるようになったが、金正日の場合は、まだ当分はこの時代の肖像が公式なのだろう。