驚くべきは、ドイツやイタリアと組んで反共産主義、反自由主義の体制を確立したが、1975年の死去までその体制を維持し続けたことだ。
もっとも、もう少し早めに倒れてくれた方がスペイン人にとってはよかったかもしれない。だが、不幸なことに、東西冷戦構造が旧態依然としたフランコ独裁体制を維持させ続けてしまったのだ。反共産主義の砦として、フランコの存在意義を認めたのは、ナチスドイツ亡き後は、アメリカであった。
気になるのはこのバッジ、最近作られたものとしか見えないことだ。ヨーロッパでは極右勢力が不気味な台頭ぶりを見せているが、スペインでもそうなのかなあ・・・