いよいよ台湾の総統選挙が近づいている。地方選挙で躍進を遂げた中国国民党と、現与党である民進党との対決が注目される。8年ぶりに国民党総裁が誕生するか、民進党が守りきるか。今のところ、力は伯仲しているようだ。
それにしても、なかなか国民党も強さというかしぶとさはあなどれない。日本では、中国国民党は大陸から台湾に逃れてきて、苛政の限りを尽くした悪い政党というマイナスイメージで語られることが多い。
だが、現実に国民党の勢いを見れば、そんな一面的なイメージだけでは台湾の現状が理解できないのである。
だが、現実に国民党の勢いを見れば、そんな一面的なイメージだけでは台湾の現状が理解できないのである。
ともあれ。
中国国民党は、歴史的に見れば清朝を武力で打倒した革命政党であり、その意味では中国共産党の兄とも言える存在である。
私は昔から国民党のシンボルである「青天白日」章がそれはそれは好きで、そのバッジを集めてきたのであった。
中国国民党は、歴史的に見れば清朝を武力で打倒した革命政党であり、その意味では中国共産党の兄とも言える存在である。
私は昔から国民党のシンボルである「青天白日」章がそれはそれは好きで、そのバッジを集めてきたのであった。
今日紹介するバッジは、浙江省党部(国民党の浙江省支部)の徽章。国民党のシンボルカラーは青で、このそのため青い七宝で彩られている。ボタンホールに吊す鎖の部分にも「浙」の文字が入れられているのがなんだか可愛い。1940年代のモノではないかと思っている。
別段、どこが優れているというわけでもなくごくシンプルなデザインだが、私の好きな雰囲気を持つバッジだ。
別段、どこが優れているというわけでもなくごくシンプルなデザインだが、私の好きな雰囲気を持つバッジだ。
ちなみに、湖北省党部のバッジがこちら。これもなかなかいい。