コロナ禍で打撃を受けた業界は旅行や飲食など数あれど、ブライダル業界の受けた影響はとりわけ深刻だったのではないか。
私の職場の人が一昨年入籍した。コロナ影響で結婚式については当面未定としていたのが、その後も結局式は挙げないことになったらしい。まあ2人がそれでよしとしたのだろうから別に構わないが、式を挙げたかったのにあきらめたということだったらかわいそうだ。きっとこういうカップルも世間には多いはずで、業界としては死活問題であろう。
さて、もはやいつどこで手に入れたのかも思い出せない画像のバッジ。
BRIDAL CORDINATORとあるからにはそういう資格バッジなのだろうと漠然と思っていたところまさにその通りで、「BIA」というのが「Bridal Industry Association」、すなわち「公益社団法人日本ブライダル文化振興協会」の略なのであった。
以前ジュエリー協会バッジを紹介したことがあったが、ブライダル業界にもそのようなものがあってもまあ不思議ではないだろう。
(補足：このバッジ、「赤いガラス」が入っていると書いたが、実はルビーなのだろうだ。まあルビーといってもピンキリなわけだけれど。ちなみに1級の透明な石は一応ダイアモンドらしく、それでちょっと高くなるのかもしれない)
BIAバッジの制作はご存知「PINS FACTORY」。そのサイトに、このバッジが紹介されていた。
現場のための用語辞典・参考書の発行、結婚式場・披露宴会場の共通約款の策定および普及など、ブライダル産業の発展に寄与されると同時に、プロの人材育成にも注力。その一環として「BIAブライダルコーディネーター養成講座」を開講され、多くのエキスパートを世に送り出していらっしゃいます。一流講師による40講座70時間に及ぶ受講を修了された方に資格認定書と一緒に授与されるのがBIA章。
バッジは白と水色を基調にしたデザインで、上部に小さくきらりと輝くガラス（？）がはめ込まれている。花嫁の純白のウェディングドレスをイメージしたような配色になっている。中央の「B」は、日本ブライダル文化振興協会のロゴのようだ。
それにしても色んな業界に、資格バッジがあるものだと感心してしまう。
