日本　ＥＳＰ科学研究所バッジ - 徽章はバッジにしてピン

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一般に、ＧＤＰが高いほど国民の幸福度は高い傾向があるそうだ。
でも、例外的なのが日本。国民の幸福感は、かなりひくいのだそうだ。そんなにみんな不幸なのか？と不思議に思うのだがどうなのだろう。
貧困のせいで不幸な人には手の打ちようもあろうが、経済的には豊かなのに幸福と感じられない人には、正直手の打ちようがない。
もっとも、こういうのはアンケートの取り方に問題がある時も多く、幸福でないと答えている人が実際にその通りかどうかというと、ちょっと割り引いて考える必要があるのではないかとも思う。正直、そんなデータを国際的に比較する事にはあまり意味がないと思う。

それはさておき、不幸な人（＝不幸と信じている人）が多いせいか、この国ではいろんな商売がはやる。健康食品もそうだし、宗教的・オカルト的な団体もそうだ。

このバッジがなんなのか、他のバッジと混ざっていたので全く知らなかったが、裏面に「ＥＳＰ」という文字があって、それをヒントに調べてみた。
すると、このマークが「ＥＳＰ科学研究所」のシンボルということがわかった。公式サイトに掲げられているのである。そして、このシンボルをあしらったグッズも大量に売られている。

このシンボルの三角形はピラミッド型なのだそうで、家内安全、交通事故、無病息災などの御利益があるという。うーむ、ピラミッドパワーときたか･･･。

このバッジはおそらく、ＥＳＰ科学研究所の会員章なのだろう。
胸につけていたら、ありがたい御利益が得られるのだろうか。
それとも、このシンボルを見知っている人から、不幸のあまり詐欺にだまされた哀れな人と見なされるだけだろうか。