ささやかなバッジながら、七宝がきれいだなーと気になったのがこのバッジ。赤いハート形に白い翼をつけたような見慣れないシンボルマーク。裏面を見ると・・・「修養団 団員章」。
おお、あの修養団のシンボルであったか、とちょっとした発見であった。
修養団については、「愛と汗」という気になる帽章?の正体が、修養団のモノと判明した件で、記事を書いたことがある。
修養団とは、現在でも活動を続けている社会団体で、今では「SYD(公益財団法人修養団)」と表記されている。明治39年に発足以来、活動を続けている団体で、公式サイトによると、
“愛と汗”の精神を理念とし、世界の福祉と平和に寄与することを目的として、「心の教育」一筋に青少年の健全育成を中心としたさまざまな活動をおこなってまいりました。
今、みんなの幸せを願う『幸せの種まき運動』を全国的に展開し、各地(国内外)で多彩な活動が展開されています。
今ではこのシンボルは使われていないのか、公式サイトでも見つけることはできない。現在のシンボルは、ハートマークを2つ重ねたようなデザインである。
このバッジの作成年は不明ながら、昭和の初めころのものではないかと推測している。