かつてソ連には、「オクチャブリャータ」という子供の組織があった。
小学校低学年くらいの年齢の子供が対象となる。それを卒業すると、「ピオネール」(共産主義少年団。ボーイスカウトの共産主義国版)、さらに「コムソモール」(共産主義青年団)となる。
このバッジは、モンゴル版「オクチャブリャータ」である「スヘバートル少年団」のバッジ。
オクチャブリャータとは、直訳すれば「10月っ子」くらいの意味で、つまりソ連10月革命にちなんだ名前だが、モンゴルでは建国の父スヘバートルの名前を取っている。
時代によってバリエーションがたくさんあって、キリがないくらいなのだが、これはその代表的なもの。