どういうわけか、日本の公官庁の徽章は地味なモノが多い。
議員などの徽章が、菊紋を模した形で、ザブトンまで付けて、これ見よがしに高々と盛り上がった徽章なのに比べると、大きく異なる。
公官庁徽章は、一般にとても地味で、一見して目立たない。でも、目立たないけど、どこかドスが効いているというか、そんな印象を受けるものが多い気がする。気のせいかなあ。
画像は、おそらく東京都の職員章。時代は不明だが、古いものだと思う。裏面には「東京都」の文字と、御丁寧にシリアルナンバーがある。箱付だが、箱にもナンバーが書かれている。
東京都のシンボルの入ったシンプルな徽章。いかにも公官庁モノという感じがする一品。