徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 埼玉県マスコット「コバトン」バスケットボールバッジ

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私は8月30日に、さいたま新都心にあるさいたまアリーナでFIBA世界バスケットボールの準々決勝(ギリシャvsフランス、アメリカvsドイツ)を見に行った。
その後トーナメントがどうなったかというと、決勝戦は9月3日、ギリシャvsスペインで行われ、スペインが優勝したのであった。NBAのスター選手を集めたアメリカは結局3位に終わった。

バスケットボールシロウトの私も、実際に試合を見てきただけになんとなく関心があって、関係ニュースには目を通してきたつもりだが・・・ニュース少なかったね。ハッキリ言って。テレビのスポーツニュースでもほとんど取り上げられなかったように思う。この大イベントに地元では期待されていたようだが、結果としては、期待ほどではなかったと評価せざるを得ない。

東京新聞の記事によると、決勝戦以外は満席にはならなかったそうだ。また、地元ではさまざまな関連イベントなども企画していたらしいが、主催者のFIBA側にことごとく拒否され、地元自治体は歯がゆい思いをさせられたという。
難しいものだなあ。

さて、バッジは埼玉県マスコットの「コバトン」。県の鳥「シラコバト」をマスコット化したものだ。
2004年の埼玉国体で国体マスコットに採用されたところ、意外な人気が出て、国体終了後も県のマスコットとして活躍している。埼玉では確定申告から交通安全、さまざまな分野にわたってコイツが県民に訴えている。

また、携帯ストラップやぬいぐるみはもとより、コバトンチョロQなど、味わい深いキャラグッズも存在する。
今回の世界バスケット大会でも、県ではPRに一役買った。このバッジもそのひとつ。

さて、デザインの元となったシラコバトという鳥は、埼玉県東部に生息する天然記念物らしいが、私は一度見たことがある。
それはシチメンチョウなどが飼育されているケージだったのだが、見るとなんだかハトがバサバサとケージ内を飛び回っている。さてはエサを求めて外側からハトが入り込んできたのだろう、と考えていたら、実はそれがシラコバトだった(笑)。もちろん、ちゃんと飼育されていたわけである。

実に地味で、なんというか、想像以上にパッとしない鳥だったなあ。・・・コバトンはけっこう可愛いと思うけど。

ちなみに、埼玉県庁サイトのコバトンページ。
http://www.pref.saitama.lg.jp/what/what_kobaton.html