徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 社会教育委員章

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やはりコレクションの対象は、自分のまわりにあるモノに限る。中国モノなどが好きな私だが、本場のコレクターには逆立ちしても勝てないのである。いやスゴイもんですよ、本場の連中は。

では日本に住むわたしは日本モノで勝負すればよいじゃないかということになるのだが、そこはやはり「好み」の問題もあり、何でもかんでも数を集めりゃいいという気にはならない。仕方ないよね。
まあ日本モノで言えば、なんとなく今までの傾向からして、公官庁モノに傾いているような気がする。・・・これまでも紹介してきたとおりだけど。

で、今日は社会教育委員章(文部省)のバッジである。
社会教育委員とは何か。
社会教育法では次のように規定されている。
都道府県及び市町村において、「社会教育委員は、学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のある者の中から、教育委員会が委嘱する。」
のだそうで、その職務は、次のとおり。
「1.社会教育に関する諸計画を立案すること。
 2.定時又は臨時に会議を開き、教育委員会の諮問に応じ、これに対して、意見を述べること。
 3.前2号の職務を行うために必要な研究調査を行うこと。」

ネットで検索してみると、例えば長野県では9人が委嘱されており、PTAの役員や大学の先生、子供に関するボランティア組織の人などが名を連ねている。

バッジは、まあこの手のものに多い地味なタイプ。中央に描かれたたいまつは、社会を明るく照らすという意味だろうか。・・・なんとなく国体を連想させるデザインでもある。