徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 「人民中国 創刊10周年」バッジ

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昨日の続き。土曜日の骨董市で拾ってきたバッジその2。

これも昨日紹介したアカハタ祭バッジと同じところで見つけたものだが、「中国を知るための日本語総合月刊誌」という「人民中国」の創刊10周年記念バッジである。中国製ではなく日本製のバッジのようで、おそらく中国書店など日本にある中国関係書店が販促用に作ったのではないかと想像している。

「人民中国」といえば、まあ中国に関心を持つ人ならあまり知らない人はいないと思うが、「中国画報」や「北京週報」などと共に知られる中国で発行される日本語雑誌だ。創刊は1953年。もちろん今も続いている。

「人民中国」というタイトルもなかなかインパクトあるが、昔はイデオロギーバリバリのプロパガンダ誌という感じでそのスジのマニアを喜ばせたものだが、今となってはなんだか中途半端な雑誌という感じは否めない。
私も昔は好奇心で、というか「人民中国」というタイトルのインパクトに惹かれてたまに買っていたものだが、正直そうおもしろいものでもないので今は買っていない。

バッジ表面にもある「人民中国」の題字は毛沢東の筆によるもの。
裏面には「1953-1963 人民中国創刊十周年」と刻印がある。
こんな販促グッズを昔は作っていたのだなあ。