徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

中国 1952年人民解放軍体育運動大会記念バッジ

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人の噂も七十五日。あれだけ大騒ぎした北京五輪聖火リレーだが、四川大地震の後は北京五輪チベット関係のニュースも激減した。
反五輪騒動の代わりに、日本で今話題となっているのは水泳の水着問題であり、男女バレーボールの五輪出場決定であり、ハンドボールの予選落ちだったりする。
カレンダーを見れば、開会まであと2か月である。どうなることやら・・・。

それはともかく、中国では自国開催に向け、中国選手のプレッシャーは大変なものだそうだ。まあそうだろうなあ。1979年にやっとIOCに復帰した中国は、そもそもオリンピックの歴史が浅いのである。

今日はそんな中国のスポーツ関係バッジを紹介しよう。

裏面に「中国人民解放軍建軍二十五周年体育運動大会記念」とあるバッジである。
解放軍旗と麦穂、オリーブ葉?と、運動着姿で疾走する男性の姿が描かれ、下には「1927-1952」とある。
中国人民解放軍の前身、紅軍が成立したのが1927年8月1日。この日を記念して軍旗には星とともに「八一」の漢数字が入れられているのは周知の通り。

解放軍におけるこの種のバッジは決して少なくないし、またデザイン的にもだいたいパターン化してしまっており、あまり喜んで集めたくなるようなモノでもないのだが、たまたまこれは安かったのと保存状態がよかったのでたまたま入手したモノだ。