徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

中国 国慶節運動大会記念バッジ(1952年)

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ニュースでふと見たら、そうか今日は10月1日、中国の国慶だったかと気がついた。
中国の建国記念日国慶節)は1949年10月1日。昔は、中華人民共和国中華民国と区別して「新中国」という言い方もあったが、もうとっくに還暦も過ぎたわけだ。今後はもう少し歳なりに丸くなっていってほしいものだ。

ニュースでは国慶節を挟んだ長期休暇を利用して日本を訪れる中国人旅行者の様子を報道していた。中国人観光客といえば、しばらく前には「爆買い」などという言葉が流行した。それが円高の影響もあって、あっという間に状況は一変したようだが、アタリマエである。あんなバカみたいな特需がいつまでも続くわけがなく、日本の小売業者も少しは冷静になってほしいと思う。

さて、そんなわけで今日は久しぶりに中国の国慶節バッジでも紹介しよう。
画像のバッジは、中央の「星に八一」でもわかるとおり、人民解放軍のバッジである。
リボンの部分に「貴州軍区国慶節運動大会」そして「1952」の文字が見える。解放軍では国慶節に運動大会をよくやっていたようで、この種のバッジはいろいろ散見される。もっとも、今はどうか知らない。

バッジ自体はありきたりなデザインで、特筆することは何もないが、中国の建国初期らしい雰囲気のバッジである。