徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

中国 中国人民鉄路職員章

イメージ 1

鉄道関係のバッジというのは、割とどの国でもたくさんあるような気がする。日本でも、鉄道関係のバッジというのはよく見かけるものだ。私はそれほど関心がないのであんまり熱心に集めてはいないけど。

国土の広い中国では、とりわけ鉄道は重要な地位を占めている。そしてもちろん職員の数もべらぼうに多い、はずである。

また、外国と国境を接している中国では、国際列車も当然あるのだが、初めて北京駅に行ったとき、「モスクワ行き」の表示を見て、なんだかスゲエなあと思ったものである。

その昔、中国への旅行者を悩ませたのが、鉄道の「チケット入手問題」で、私も非常に思い出深いのだが、今やシステムはオンライン化され、かなり便利になった。そうそう、「外国人料金」というのもあったね、あの頃は・・・。
鉄道に限らず、いろんな面で、やはり中国は格段に便利になった。中国旅行の敷居は、ずっと低くなったように感じる。

それはさておき、中国の鉄道は、鉄道部(つまり鉄道省のこと)の管轄で、正式名称を「中国人民鉄路」という。「人民」や「革命」の文字を見つけることがどんどん少なくなっている中国だが、今のところまだ看板はそのままだ。

バッジは、レールの断面を、人民の「人」の字が囲っている形。
裏面には、「広」の文字とシリアルナンバーが刻印されている。おそらく広州管区のものと思われる。