中国 国防部気象班職員章
日本との戦争に勝利したのち、内戦に突入した中国。当初優勢だった国民党は、やがて共産党との戦いに敗れ、台湾に落ち逃れることになる。
さて、人工衛星もコンピュータもない時代の気象情報を取り扱うのがどれほど大変だったか、今では思い出せないくらいになってしまった。しかし、戦争において気象情報というのはきわめて重要かつ機密性を持った情報であったわけだ。
この徽章は、三十六年用(民国)とあるから1947年、内戦期のものである。一見、マンガチックな雲が描かれた素朴なイメージのデザインでなんのバッジだが全然わからないのだが、裏面を見ると「国防部第二庁 気象総○(最後の一字不明)」とある。
とすると、WXのWはWeatherか。
なんだか表面ののんびりした感じのデザインとのこのギャップ。デザインだけでははあまり想像できないハードな職員章である。なかなかレアなものだと思うがどうなんだろう。
さて、人工衛星もコンピュータもない時代の気象情報を取り扱うのがどれほど大変だったか、今では思い出せないくらいになってしまった。しかし、戦争において気象情報というのはきわめて重要かつ機密性を持った情報であったわけだ。
この徽章は、三十六年用(民国)とあるから1947年、内戦期のものである。一見、マンガチックな雲が描かれた素朴なイメージのデザインでなんのバッジだが全然わからないのだが、裏面を見ると「国防部第二庁 気象総○(最後の一字不明)」とある。
とすると、WXのWはWeatherか。
なんだか表面ののんびりした感じのデザインとのこのギャップ。デザインだけでははあまり想像できないハードな職員章である。なかなかレアなものだと思うがどうなんだろう。