消防モノは守備範囲外・・・とかいいつつ、あまりに綺麗だったのでつい買ってしまったのが、以前紹介した財団法人埼玉県消防協会弐等功労章。
果たして一等はどんなメダルなのか?と思っていたのだが、その後、偶然にも一等のみならず三等まで手に入ってしまったので紹介しよう。おそらくすべて戦前のモノである。
まあ、ある意味予想どおりというか、一等(左)から順に金、銀、銅なのだった。
まあ、ある意味予想どおりというか、一等(左)から順に金、銀、銅なのだった。
一等と二等は裏面に「純銀」のホールマークがあって、独特の輝きはまさに銀のそれなのだが、手に持ってみると意外に軽い。表裏の貼り合わせで中の肉を抜いてある、いわゆる「ガラ」というヤツである。それに対して、三等のほうはズッシリとしており、こちらはもちろん「ムク」。まあ銅材でムクだといっても全然アリガタミはないわけだが。
ガラというのは、なんのことかと考えたことがあるが、おそらくはがらんどうからきている言葉なんじゃないかと思う。
このメダルの場合、一等二等がもし銀ムクならば、この大きさ、かなりの重量感があって、相当に高級感が出ると思うのだが、そこまでは無理。
それにしても、このメダルは七宝仕上げが非常に美しく、改めてみても消防功労章関係の中でもおそらく傑作だと思っている。この関係にはあまり詳しくはないのだけど。
それにしても、このメダルは七宝仕上げが非常に美しく、改めてみても消防功労章関係の中でもおそらく傑作だと思っている。この関係にはあまり詳しくはないのだけど。