久しぶりに、イタリア旅行の続きです。
ローマのノミの市では、それっぽいモノがありそうなのに何となくバッジは見あたらないという感じだった。けっしてザックザクと収穫があったわけではなく、探すのにはそれなりに苦労したのだ。
コインやワケのわからんメダルとともに並べられていル中で、パッと目立ったのがこのバッジ。
なかなか斬新なデザイン。そして、その意味するモノは誰でも分かる。
戦前のイタリア王国旗、ナチス・ドイツ国旗、そしてわが日本の日の丸。第二次大戦の同盟国バッジである。
なかなか斬新なデザイン。そして、その意味するモノは誰でも分かる。
戦前のイタリア王国旗、ナチス・ドイツ国旗、そしてわが日本の日の丸。第二次大戦の同盟国バッジである。
店のオヤジはイタリア語でまくし立てるように説明してくれたのだが、無論さっぱり分からない。英語で尋ねてもみても、返ってくるのはその10倍ものイタリア語で、完全お手上げ状態。
しきりに「ロベルト、ロベルト!」と繰り返すのだが、こちらはハテなんのことだろうと首をひねるばかり。
すると、オヤジはやおらボールペンをとりだし新聞紙の片隅に、
「RO-ROMA BER-BERLIN TO-TOKIO」
と書いて見せた。
しきりに「ロベルト、ロベルト!」と繰り返すのだが、こちらはハテなんのことだろうと首をひねるばかり。
すると、オヤジはやおらボールペンをとりだし新聞紙の片隅に、
「RO-ROMA BER-BERLIN TO-TOKIO」
と書いて見せた。
なーるほど。日本での「日独伊」は、イタリアでは「ロベルト」になるのか。ちょっと語呂がいいかもね。
イタリアにとって、日本よりもドイツの方が順列が上なのは当然だろう。
イタリアにとって、日本よりもドイツの方が順列が上なのは当然だろう。
それにしても、3枚の旗がそれぞれたなびく様子をデザインしたバッジは、なかなか形が凝っていておもしろい。しかも状態がとてもよいのもうれしい。
実はこのバッジ、想像よりもけっこう高かったのだが、収穫を増やしたい一心で購入を決意。今となっては買っておいてよかったと思っているけど。