この前、久しぶりにカンボジアがニュースに出た。なになに?と思えば、タイとカンボジアの両軍が、国境未確定地域で軍事衝突を起こした、というものだった(笑)。
報道によれば、交戦の経緯は、双方とも相手方が侵入・発砲してきたので応戦した、というもので、どちらが正しいとも言い難いのだが、そもそもお互いがここは自国の土地と思っているのだからそういう主張になるのも当然といえば当然か。
日本も韓国との間に竹島問題などを抱えているが、軍事衝突に発展する可能性は極めて低いので、まあ全然カワイイものじゃあねえか。
報道によれば、交戦の経緯は、双方とも相手方が侵入・発砲してきたので応戦した、というもので、どちらが正しいとも言い難いのだが、そもそもお互いがここは自国の土地と思っているのだからそういう主張になるのも当然といえば当然か。
日本も韓国との間に竹島問題などを抱えているが、軍事衝突に発展する可能性は極めて低いので、まあ全然カワイイものじゃあねえか。
で、今日は久しぶりにカンボジアのバッジを紹介する。
ポル・ポト政権崩壊後のヘン・サムリン政権時代のものと思われる国章バッジ。カンボジア軍のものではないかと思うが詳細は不明。
歯車と稲穂、そして中央に描かれているのはカンボジアの象徴アンコール・ワット。
ポル・ポト政権崩壊後のヘン・サムリン政権時代のものと思われる国章バッジ。カンボジア軍のものではないかと思うが詳細は不明。
歯車と稲穂、そして中央に描かれているのはカンボジアの象徴アンコール・ワット。
アンコール・ワットはまさにクメール人のアイデンティティのシンボルである。
フランスから独立を果たしたカンボジア王国、ロン・ノル政権のクメール共和国、ポル・ポト政権の民主カンプチア、カンボジア人民共和国・・・そして今に至るまで、いかに政権が遷ろうとも、カンボジア国旗にはアンコール・ワットが描かれ続けてきたのである。
フランスから独立を果たしたカンボジア王国、ロン・ノル政権のクメール共和国、ポル・ポト政権の民主カンプチア、カンボジア人民共和国・・・そして今に至るまで、いかに政権が遷ろうとも、カンボジア国旗にはアンコール・ワットが描かれ続けてきたのである。
それにしても、カンボジアという国は、偉大な仏教遺跡をシンボルとするには、あまりにも周辺国に翻弄され迷走に迷走を重ねてきた。皮肉というか、悲劇というか。そして、冒頭のようなニュースを見るにつけ、国境紛争なんかやってないでさあ・・・とつい思ってしまうのだ。