徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 1986年東京サミット(主要国首脳会議)バッジ

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イタリアのラクイラで開催されていたサミットG8が閉幕。わが麻生首相は、外交での成果をアピールしたかったところだろうが、首脳の中でも一番の新参者にして先も見えている政治家を、みんな重視しようとはしてくれないのであった。哀れわが首相は手ぶらで帰国の途につくしかなかった。

さて、サミットといえば首脳の合同記念撮影で、お揃いのバッジをつけて並ぶのが恒例だが、思えばアレも不思議な習慣である。今回も、細かくは見えなかったが、丸いやや大きめのバッジをつけている姿が見られた。

1986年、日本では2回目となるサミットが東京で開催された。ホスト役は中曽根首相、集まったのはレーガンサッチャーミッテラン、コールらである。ああ懐かしい名前。
今日の一枚は、その時のバッジである。ただ、何のためのバッジなのかはよく分からない。スタッフバッジなのか、記念バッジなのか。

表面のデザインは何なのであろう。花弁のようだが、なんだかどこかの学校の校章っぽいデザインである。
裏面には、「第12回主要国首脳会議 昭和61年5月4日~6日」。
日本語表記しかないので、記念バッジか、日本側スタッフの識別用バッジではないかと想像している。