徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 1998年長野オリンピック公式ライセンスバッジ

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国際ニュースを見ていると、平昌オリンピックに関する記事をたまに見かける。そのどれもが平昌五輪開催危うし、という論調である。
(・・・ところで、これ「pyonchan」と入力しても「ピョンちゃん」くらいにしか変換してくれないのが面倒だな。字面だけ見ると妙にカワイイのがちょっとおかしい)

平昌オリンピックの開催は、2018年。あと3年足らずである。しかし、どうも建設予算の高騰と資金難が祟って開催計画は二転三転、ついには日本との共催案まで飛び出してくるくらいだから、控えめに考えても、よほど危機的な状態と見ていいだろう。
何しろ他の国に対してならともかく、結果的に見れば韓国から日本へのラブコールである。あれには私もちょっと驚いた。

結局は、組織委員会がこの案を正式に否定したので、さすがにこの線はもうなくなった。が、断固単独開催!と大見得は切ったものの、代案があるわけでもない。建設計画の遅れが取り戻せるわけでも資金難が解決するわけでもなく、問題解決の具体的な道筋はどうにも見えてこないのである。
そもそもこんな状態でよくオリンピックの招致などやれたものだなあとしか思えない。
どうするのかねこれ・・・。

まあ、なんだかんだ言っても、韓国にもメンツというものがある。最終的には平昌オリンピックも、なんとかするのではないかと、私自身は期待を込めて想像している。私だって隣国でのオリンピックを楽しみなのだ。なんとかうまくやって欲しい。
ただまあ、大会自体は何とかなるかもしれないが、その後の国や地方の借金がどうなるかは全くの別問題。これに関しては正直かなり悲観的にならざるを得ないが、どうせ私にできることはないのでお手並み拝見だ。

さて、韓国が半ば公然と?熱い視線を送っていたのが、1998年にオリンピックを開催した長野である。報道によれば、特に大会後の利用計画が定まらないソリ競技について、長野の会場を借りようという案があったようだ。まあよくよく考えるまでもなく、大会の一貫性も何もあったものではない。
ただの思いつきというか、ムシのいい弥縫策に過ぎず、このようなデタラメな案が堂々と語られるくらいだから、平昌オリンピックの内情は薄ら寒いというほかない。

さて、前置きが長くなった。
これを書いていて、長野オリンピックからもう17年も経ったのかと思った。夏のオリンピックに比べ、冬のオリンピックは種目もマイナーだし盛り上がりもいまいちだろうなあと思っていたのが、日本全体がなんとなく賑やかな感じになったような気がする。

そして、オリンピック関連バッジがたくさん作られ、ピントレーディングが流行した。
長野オリンピックを期にピンバッジコレクターが日本に大量に生まれた。

画像のバッジもそうで、これは未開封品である。「長野オリンピック公式ライセンス商品」と袋に書いてあり、定価486円。五輪と長野大会シンボルの5色の花と、大会マスコットのスノーレッツがデザインされている。スノーレッツが4匹そろっているところがおもしろい。

そういえば、平昌オリンピックのマスコットってなんだろうね?ソウルの時はトラだったけどな。

【既出の関連項目】