徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

ロシア ソチ五輪の金・銀・銅メダル

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ずいぶん久しぶりのブログ。ああ、こうしてキーボードに指を走らせているこの感覚が何だかすでに懐かしい。
最近、これは!というブツが手に入らない。ないこともないけれど、どれも小粒というか、面白味に欠けるというか、ますます厳しくイヤな時代になってきたなあなどと不景気な顔をしながらつぶやくばかり。ブログ更新も滞りがちになるわけだ。まいったまいった。

それと、私は先週インフルエンザに罹った。職場では今、大流行中だ。検査してもらったらA香港型。それでも事前にワクチン接種をしていた効果か、症状はずいぶん軽いようだ。やはり効果はあると思った。罹らなければなおよかったけど。

さて、テレビを見ていると、いよいよオリンピックシーズン。気がつけばもう開会まで1週間を切った。早いものだね。
意外な気もするが、ロシアでの冬季オリンピック開催は今回が初めてとなる。関連施設の整備の遅れやテロ対策など不安なことも多々ある中、無事に終わることを祈るばかりだ。なんだかんだ言って、私もやっぱりオリンピックは楽しみにしているからね。

そして、当ブログ2年に一度、恒例のオリンピックメダル紹介である。

前にも同じことを書いたが、夏季オリンピックでは基本的にメダルのデザインが決まっているのに対し、冬季オリンピックメダルは自由で独創的。前回バンクーバーオリンピックのメダル(2010年)では、波打つ形状の上に、個々のメダルが一枚の絵画の一部を構成しているという斬新なアイディアが採用された。

今回、ソチオリンピックメダルの発表は5月にあったそうだ(全然記憶にない・・・)。
報道によると、
メダルは真ん中約半分がくりぬかれており、ロシアの広大な面積をイメージ。ロシアの伝統的なパッチワークキルトの模様れており、大会組織委員会のチェルニシェンコ会長は、「氷の結晶、太陽に照らされた雪山などを連想させるデザイン。多民族国家、多様な文化の象徴として、過去にないデザインだ」と説明した。メダルは直径約10cm、厚さ約1cmで重さは460g~531g。これまでに約1300個を製造したという。」
とのことである。
バンクーバーオリンピックのメダルは今までで最も重く、「直径100ミリ、厚さ6ミリ、重量は500グラム~576グラム」であった。それに比べると若干軽めでではあるものの、ほとんど遜色がない。こんかいもでかくて重いメダルであることは間違いなさそうだ。

画像を見てほしい。うーむ、かなり斬新というか、イマドキな感じはする。透明部分には、ポリカーバネートが使用されているという。
さらに、今日ニュースで知って驚いたのが、今回のメダルには特別版が存在するというもの。
昨年2月15日にロシアでは「チェリャビンスク隕石」落下があった。その1周年を記念して、2月15日の表彰式で使用される金メダルには、なぜか「隕石入りメダル」が授与されるという、よくわからないアイディアが採用されている。
どうせやるなら1,300個分、全メダルに小さく砕いた隕石のカケラをいれてやればいいものを、と思わないでもない。

ともあれ、どれだけ日本選手がこのメダルを獲得できるか。やっぱりメダルを取ると盛り上がるからね。楽しみにしたい。