徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

マレーシア マレーシア航空バッジ

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運が悪いにもほどがある、としか思えないマレーシア航空に降りかかった重大事故

今年3月8日、マレーシア航空370便は、クアラルンプールから北京への途上、突如として消息を絶った。239人の乗客乗員とともに、今も行方不明である。行方不明になった当初は、発見につながると期待される有力情報が断片的に伝わってきたが、それがことごとくハズレ。どうも探していた海域が違うらしいなどということになったあたりから、本当に発見できるのか?と雲行きはどんどん怪しくなってきた。
おおよその墜落地点の見当すら付かないアリサマで、地球はまだまだ広いようだ。果たしていつの日か発見できるのだろうか?そして、トラブルの原因は明らかになるのだろうか?

これだけでも航空史に残る大事件であったにもかかわらず、7月17日にはマレーシア航空17便が、オランダからクアラルンプールに向かう途上、ウクライナ東部の上空で撃墜されるという衝撃的事件があった。乗客乗員298人は全員死亡。
親ロシア派勢力の地対空ミサイルによって、ウクライナ軍機と誤って撃墜されたと見られている。欧米は一斉にロシアに反発、この影響はさらに拡大しそうである。世界経済にも大きなマイナスをもたらすだろう。困ったことだ。

というわけで、マレーシア航空のピンバッジ。おみやげ品である。マレーシア製かどうかは不明(たぶん外国製と思われる)。
赤と青のシンボルマークは、鳥をデザインしたものかと思っていたら、公式サイトによれば、なんと凧だそうである。
「マレー語でワウwauといい、特にマレー文化が色濃い東海岸トレンガヌ州やクランタン州で収穫の時期に楽しまれてきました。」(公式サイトより)

しかし、たった数か月の間に、立て続けにこれほどの大事故に遭う航空会社というのも・・・なんというか、歴史に名を留めることであろう。悪い意味で。