日本　群馬県退職県議会議員章 - 徽章はバッジにしてピン

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先日、仕事で群馬県庁へ行ってきた。
行ってみると、前橋というのは高崎線と宇都宮線の間にあって、両毛線で行かなければいけないのでけっこう行きづらい。もちろん新幹線は通っていない。高崎の方がずっと便利そうなのになあ、とは県外者の無責任な感想であろうか。
前橋駅からさらにバスに乗り換えていかねばならないところも、かすかにやっかいであった。

しかし、前橋の地はなかなか景観のよいところで、周囲を山に囲まれ、夕暮れ時は何とも言えず美しいと思った。
この地を取り囲む代表的な山を上毛三山といい、群馬県人でこの三山の名前を言えない人はいないであろう（たぶん）。もちろん、赤城山、妙義山、榛名山である。

画像のバッジには、裏面に「群馬県退職県議会議員章」と文字がある。退職県議章であるから、現役の県議のつけるモノではない。いわゆる前議員章と同じで、多分に儀礼的なモノに過ぎないと思われる。

正面の菊花章は議員の象徴でもある。その周りを取りまく３つの山は、きっと上毛三山に違いないと前から思っていたが、前橋を訪れて改めて確信した。
シンプルなデザインだが、上毛三山の眺めを堪能してきた私としては、地域性がしみこんでいるように感じられて好ましいバッジだ。