現憲法は、1946年に制定され、以来一度も改正されることなく現在に至っている(施行は1947年)。もっとも、特に第9条の扱いを巡って、「解釈改憲」が現実には行われている。つまり、憲法事態は変えずに、運用を変えてしまうのである。
フレキシブルな対応とも言えるが、それをやってしまうとそもそも憲法の存在意義自体がわからなくなるという危険もはらむ。
フレキシブルな対応とも言えるが、それをやってしまうとそもそも憲法の存在意義自体がわからなくなるという危険もはらむ。
画像のメダルは、新憲法公布を記念して、1946年に作られたもの。表面の下の方に、「造幣局製」の文字が見える。
表面には、日章旗の太陽をイメージしたものか、太陽をバックに平和の象徴たるハトが飛んでいる。裏面は、立法機関である国会議事堂を中央に、農業、工業、水産業、文化(芸術)を表した図柄が囲んでいる。
平和で産業に富み、文化の盛んな新国家をイメージしたものだろう。
表面には、日章旗の太陽をイメージしたものか、太陽をバックに平和の象徴たるハトが飛んでいる。裏面は、立法機関である国会議事堂を中央に、農業、工業、水産業、文化(芸術)を表した図柄が囲んでいる。
平和で産業に富み、文化の盛んな新国家をイメージしたものだろう。
悲惨な戦争に苦しみつつなんとか生き抜いてきた国民にとって、新しい国家の象徴として、新憲法は新鮮な魅力を持っていたのではないかと思う。
誰がなんのために作ったメダルかは不明だが、これを見ているとそんな想像をする。