徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

ブラジル リオデジャネイロオリンピックメダルの裏・表 ~表彰式にて~

連日熱戦続くリオデジャネイロオリンピック
日本勢の活躍もあって、俄然、盛り上がってきたように感じる。テレビも新聞も、こればっかりだ。これが東京開催だったら、果たしてどんなことになるやら。楽しみのような、心配なような・・・。

さて、昨日はリオデジャネイロオリンピックのメダルを紹介したところだが、テレビを見ていて気になったことがある。
選手はメダルの表・裏にはあんまりこだわってないのか?という点だ。
てっきり、女神像が描かれている方が表面であり、したがってそちら側を向けて胸にかけるのが常識なのかと思っていたのだが、実際見てみるとバラバラなのである。

確かに一見わかりにくいし、どっちが表でもいいだろそんなこと!と思われるかもしれないけれど、考えてみても欲しい。みなさん、靴下をはく時に、表裏を確認しないってことはないでしょ?
一世一代の晴れ舞台で、どんな宝物より輝かしいメダルを胸にするというのに、どっちでもいいことはないと思うが・・・こういう公式な場には、それなりにプロトコルってもんがあるんじゃないか。

あまりに些末すぎて世間の人にはバカにされそうだけど、そこにこそこだわらないとこのブログ自体の意味がなく、まあもともと存在意義などないも同然なのだが、そこはヤボは百も承知の上と思し召しいただきたい。

では、表彰式の光景を見ていこう。

イメージ 1

まずは今回のオリンピック最大の見せ場といっていい、男子体操団体の表彰式の様子。
念願の日本チーム金メダル獲得!
改めて画像を見て、へーっと思った。5人全員が表面をきちんとそろってかけている
これが偶然ということはないだろう。
裏表をランダムにかけるとすると、5人全員が表面になる確率は、2の5乗分の1だから、32分の1である。きっと誰かが注意を促して表面にするようにしたに違いない。私はそう確信している。
なお、内村選手、個人総合でも金メダルを獲得したが、その表彰式でもちゃんと表面になっていたことを付記しておく。きっとメダルのことを知っていたのだと思う。

イメージ 2

こちらは、女子柔道48kg級の表彰式。日本の近藤選手は銅メダルを獲得。でもやっぱり悔しかったのか、表彰台で彼女の表情は浮かなかった。可哀想になあ。
画像は表彰台でメダルをかざしてみせる選手たち。ここでは表面を見せている選手は4人中カザフスタン選手1人だけ

イメージ 3

次は同じく女子柔道、70kg級で見事金メダルを獲得した田知本遙選手が、同じ柔道家である姉に金メダルをかけているところ。実に感動的でいいシーンなんだけど、メダルは裏面・・・
ちなみに田知本選手、本人も表彰台ではメダルは裏面になってました。

イメージ 4

日本卓球界の快挙、男子卓球個人でメダルを獲得した水谷選手。中国選手とも堂々と渡り合う姿はすごかった。
でもこれも金メダル以外の2人は裏面である。

・・・キリがないのでこの辺にしておこう。

些末すぎてすみません。ケチつけてるわけでもありません。選手にはメダルの裏表など気にせず、思う存分戦っていただきたいと思います。
・・・まあオリンピック観戦もいろんな楽しみ方があるってことで、今日はこんなネタで失礼。