以前はソ連ものとかもあって、大祖国戦争勲章や対日戦争勝利記念メダルなんかもあって、ちょうどこの戦争終結記念としてぜひ紹介したいところだったけれど、あまり好みに合わなかったのですでに整理のため売り払ってしまい、画像すら残っていない。残念だ。
まあ、正直、上記の勲章やメダルは数が多くうんと出回っていて、あんまり面白いものではない。ネットで探せば苦もなく見つかるはずだ。むしろ最近紹介している中国（中華民国）のバッジなどの方が希少でおもしろいんじゃないかと思うが、ただ世間的評価では私が感じているほど高くはないのかもしれない。
ま、その辺がこのブログの価値＝存在意義と思っていただければ幸いです。
さて、今日のは連合国勝利記念バッジ。裏面にはかすかに「上海徽章・・」の文字が見て取れる。中国、アメリカ、イギリス、ソ連の国旗を配したデザイン。この４国の国旗を使った勝利記念グッズは非常に多く、当時流行ったデザインであったことが分かる。
もっとも、国際政治の世界は非情極まりない。世界の強国と肩を並べて戦勝国メンバーとなった中国だが、その後の内戦では共産党が勝利。ソ連は中華人民共和国＝中国共産党政府を、米英は台湾に逃れた中華民国＝国民党政府を、それぞれ支持。だが、７０年代にはいると、米英とも中華人民共和国を承認し、中華民国は切り捨てられることとなる・・・。
