徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 明治神宮崇敬会役員バッジ

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昨年来、全国の神社約80,000社を統括する組織である神社本庁と、明治神宮がもめている。神社本庁は、全国の神社の財政人事を司る巨大な宗教法人。「本庁」などと名乗っているが、もちろん官庁ではない。
きっかけは些細なことであったようだが、2004年、明治神宮神社本庁からの離脱を決定。バトルは収まる気配はない。神社の世界もドロドロと複雑なようだ。
なにせ、明治神宮は毎年初詣客は全国一の超有力神社、財政力もずば抜けているとされる。そしてなにより、明治天皇を祀るという権威ある神社でもある。人事をちらつかせて言うことをきかせようという神社本庁など、頼る必要もないと判断するのも無理からぬことである。もっとも、神社界の一大スキャンダルで、今後の展開が気になる。

さて、以前神社本庁の徽章を紹介したが、そんなわけで(笑)、今回は明治神宮の関係バッジを紹介する。明治神宮崇敬会役員章である。明治神宮崇敬会というのは、平たく言えば「明治神宮友の会」みたいなもので、教育勅語の奉唱会や各種講演会、ボランティア活動、会員の親睦活動を行っているそうだ。
会員になると、御神符の授与、春秋大祭への参列、神楽殿での参拝、会報「代々木」誌の送付、さらには神宮球場プロ野球オープン戦の無料観戦などの特典があるという。