徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

中国 国慶節記念バッジ

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ちょっと中国モノが続いていますね。

今日10月1日は、中華人民共和国建国記念日。今年で56回目になる。
1949年10月1日、中国共産党主席の毛沢東は、北京の天安門上から中華人民共和国の成立を宣言したのであった。もっとも、大勢は決したとはいえ、この頃は中国各地でまだ国民党軍との戦いは継続していたのだが・・・この年12月、蒋介石は大軍と共に台湾へ逃れ、二度と大陸の土を踏むことはなかった。毛沢東の新中国成立宣言を、蒋介石は広州で聞いたという。その心中や思うべし。

中国ではもちろん10月1日は記念日で、休日となっている。きっと今日は、至る所に国旗が掲げられ、観光客でにぎわう天安門広場にもデコレーションが彩られていることだろうなあ。北京でのオリンピックを3年後にひかえた中国は、お祭りムードに包まれることだろう。

さて、今日のバッジは、1951年の2回目の国慶節バッジ。(この頃はまだ中国では繁体字が用いられている。)描かれているのは毛沢東の肖像と、天安門広場、それを取り囲む麦の穂?である。安定感あるデザインのバッジである。