徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 (旧樺太)大泊高等女学校バッジ

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何の因果か、この慌ただしい時期に突如下った北海道出張命令。
え? ひょっとしてそれって行くの私なんですかもしかして?
・・・などとボケているヒマもあらばこそ、最近話題のJALに乗って(笑)行って来ました札幌市!

思いのほか暖かいのにはビックリ。昨夜なんて雪じゃなくて、雨が降ってきましたよ。北国ももう春ですねえ。
で、今日は北海道庁に行って来たのです。

全然自由時間がなかったのと、飛行機でひとっ飛びして気温も暖かかったので、なんだか北海道だ!という実感が全然なかったのですが、道庁に行ったらその入り口に、
「信頼と平和を築く四島返還」
というでっかいスローガン看板に出迎えられて、おお北海道に来たなあと、その時初めて思いましたね(笑)。
1階ロビーには、北方領土返還コーナーがありました。(画像参照)

道庁には明治初期に建てられたネオバロック風の赤レンガの旧館があって、これは今一般公開され、資料館となっています(一部道庁の会議室や文書館としても使用されている)。往年の知事室も記念室として自由に見学できます。
帰りがけにちょっと寄ってみてみたのですが、これが結構面白かった。

特に私として面白かったのが、「樺太資料室」。1905年日露戦争で日本に割譲され、1945年敗戦と共にソ連領となった南樺太の歴史資料を展示しています。

展示室には何点かの在樺太学校のバッジがあって、その中でいちばん個人的に気に入ったのが画像の「大泊女子高等学校」の徽章。
南樺太の形をデザインした形がおもしろい。青は海を、白は雪原を表すものか。

そのほか、旧道庁内には文書展示コーナーや歴史展示館などがあって、無料で見学できる割には面白いのでオススメです。