徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

アメリカ パールハーバー資料館でバッジを見る ~ハワイ訪問記~

あけましておめでとうございます。

昨年の個人的大イベントは、ハワイ旅行である。いまさらハワイなど、と思われるかもしれないが、私にとっては初ハワイ。というか初アメリカ。いや、英語圏を含めても初めての訪問になのだった。

オアフ島に到着して、真っ先に向かったのが真珠湾パールハーバーであった。ハワイに来てここを見ないわけにはいくまい。というか、オアフ島といえばまず思いつくのがここしかない。
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(左は戦艦ミズーリ。右の白く細長い建造物がアリゾナ記念館で、この下に戦艦アリゾナが沈んでいる。日本軍の奇襲で沈められた船と、終戦調印が行われた船が並ぶ。「仇はとった」の意か)

残念ながら沈没した戦艦アリゾナの艦体にそのままに作られたアリゾナ記念館の中には入れなかったが、公園内を散策した。
まず印象的だったのが、「湾内が意外に狭い」ということだった。この狭い湾が歴史的大事件の舞台となったのかと思うと感慨深かった。

戦艦アリゾナや戦艦ミズーリは見学できなかったので、ビジターセンター近くの資料館に行ってみた。ジオラマや艦船模型、ビデオ上映などをやっている。
そこでは、いくつかのメダルやバッジを見ることができたので、紹介しよう。

まずは、戦艦ネバダで戦死した甲板員が受章したアメリカの名誉戦死傷章、「パープルハート」。
中央の横顔の人物はジョージ・ワシントンパープルハートは戦死者だけでなく、戦傷者も授章対象となるのでアメリカでは非常にメジャーな存在である。制定は意外に新しく、1932年。
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こんな有名な勲章やメダルばかりではなく、当時のスローガンバッジも数点展示されていた。
まずはリメンバー・パールハーバーバッジ

こちらはオーソドックスなタイプ2点。
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それから、「JAP HUNTING LICENSE」という、現在では非常になんというか問題あるスローガンなのだがこれも時代。わが国でも「鬼畜米英」が流行ったものだ。
ご丁寧に、その下には「猟期解禁 無期限」とも。
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しかし、実際にハワイ滞在中はどちらかといえば歴史よりも自然に親しむ方を優先したので、バッジマニア的には収穫は多くなかった。まあ当然といえば当然なのだけど・・・。

それでは、今年もよろしくお願いします。皆様にとって良い年でありますように。

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(関係ないけど、夕闇迫るワイキキ中心街。思ったより都会でした)