徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

アルバニア 親子メダル?

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うう、オレも歳を取ったなあ・・・(笑)と実感するのは、体力が衰えたとか肉体的な面が多いのだけど、たまに精神面でもそれを感じる時がある。もちろんそんなに多いことではないが。

私は小動物全般が好きで、人はよく犬好き猫好きはどちらかに別れるというが、私の場合両方好きなので、単純にどっちがいいと断言するのは難しい。
出勤途中、よくすれ違う散歩おじいさんが連れている雑種犬はなんともいえず可愛いし、最近駅前のケーキ屋で生まれた子猫は、可愛くてつい眺めてしまう。不審者に見られないよう、立ち止まったりはしないようにしているのだが、本音を言えば周囲の目がなければ一緒に遊びたい。

しかし、人間の子供となると苦手というか関心がなくて、知り合いの赤ちゃんでもまあ普通に可愛いことは可愛いと思うが、うちの母親のように本気で目を細めて可愛がる心境にはならないのが実際。うるさいし、きまぐれだし。・・・ところがだ。
この前電車に乗っていたときのこと。お母さんに抱かれた赤ちゃんに「あうー!」と微笑みかけられた時、なぜか目頭が熱くなった。その純粋な結晶のような笑顔が私にストレートに投げかけられ、不意に胸を突かれた。
ううっ。か、可愛すぎる。私は瞬間、涙をこらえたものだ。(泣かなかったけど)
ああ、歳をとったよこのオレも。

まあそんな動揺のせいで、今日紹介するのはアルバニアの親子メダル・・・と強引につなげよう。
共産アルバニアには、ソ連と同様、多産の母親には勲章などの栄典を与える制度があった。10人以上で母親英雄称号メダルが授与され、それ以下では3級からなる母親栄誉勲章があった。
このメダルは、それらとは全くデザインが違うので、正直正体は不明であるが、アルバニアに限らず幼児を抱いた母親のデザインはこれらの勲章に共通したもので、その関係のものと推測している。

共和国・・・人民・・・アルバニア・・・の文字が見て取れるが正確な意味は不明。