徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 愛国婦人会一等有功章

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今年は暖冬の影響で例年になく桜が早く開花。東京では3月末に既に満開を迎えた。
今日の関東地方は暖かで、ほとんど初夏を思わせる陽気。散歩には最適な天気で、一日ごろごろしている予定を急きょ変更し、近所の公園に桜を見に行ってきた。
昼前に行ったのだが、すでに公園は花見客でいっぱい。しかし、平和な光景だな。

ところで、日本の象徴と一般に認識されている桜(というよりソメイヨシノというべきか)だが、日本のバッジ世界においては、圧倒的に菊のほうが多く用いられている(ただし、桜も少なくはない)。
戦時中、愛国婦人会という女性の銃後組織があったが、その有功章には桜花が七宝で美しく描かれている。

上の部分は、よく見れば松竹梅が描かれている。中央に桜花の鈕、本体はヤタノカガミ型、錨と星と桜の枝。
勲章を見てもわかるとおり、女性用の宝冠章は桜花に彩られている。どちらかというと、シンボルとしては女性用なのかなあ。