徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 昭和大礼使徽章

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ゴールデンウィーク。私事ながら、ここに至るまで何とも忙しい春だったよなあ、と感慨深い。やっと訪れた平和な休日が、どれだけありがたいかわからない。
しかし、実際休みに入ってしまえば、今日が何の日だったか意識することはなく、昨日4月29日が今まで「緑の日」といわれていた「昭和の日」であったことも夜のニュースを見て知ったくらいだ。
しかし、「昭和の日」ねえ・・・?

まあそれはともかく、せっかくだから昭和にちなんだ一品を。
昭和大礼、すなわち昭和天皇即位の礼が行われたのは昭和3年11月。当時の記録を見ると、全国民をあげた一大国家イベントであることがわかる。
大礼使というのは、その事務を取り仕切るための特別職員で、各関係機関の人間が当たっていたようである。

この徽章は、その大礼使職員徽章。大礼使には、甲、乙、丙、丁、戊などの等級があったが、この徽章の等級は忘れた。たしか丙種だったかと思うが自信がない(実家に帰れば資料はあるのだが・・・)。
製造は造幣局。シンプルながら非常に美しい徽章である。
背景は箱の色。