この間、仕事で花関係のちょっとしたイベントがあってバタバタしていたのだが、これが意外とおもしろかったのだ。
基本的には花にはあまり関心がもてず、花束をもらっても大してうれしくもない私だが、ユリやバラの香りに包まれて、瑞々しく鮮やかな花を眺めていると、一瞬仕事を忘れていい気分になった。
基本的には花にはあまり関心がもてず、花束をもらっても大してうれしくもない私だが、ユリやバラの香りに包まれて、瑞々しく鮮やかな花を眺めていると、一瞬仕事を忘れていい気分になった。
それにしても、盆栽にせよ、バラやランの品種改良にせよ、ガーデニングにせよ、結構マニア度の高い分野も多く、どの世界でも共通した人間の(特に男の)執念というものを感じずにはおれない。愛好家、ファン、マニア、オタク、呼び方は様々。世代も違えばジャンルも多岐にわたるのだけど、行き着くところは結局同じ、という感じがしたものだ。
さて、そこで今日の一枚は、池坊(いけのぼう)研究会のバッジだ。
たぶん華道で最も有名な流派が、この池坊ではないだろうか。生け花の流派といっても、これが何百もあるようで、具体的に何がどう違うやらよくわからないが、その中でも最も歴史があって、華道の元祖的存在といえるのが、京都六角堂発祥とされる池坊だ。本尊に花を供える僧たちによって、生け花の形式や理論が整えられていったということらしい。
今では海外での生け花の普及活動なども行っている。
たぶん華道で最も有名な流派が、この池坊ではないだろうか。生け花の流派といっても、これが何百もあるようで、具体的に何がどう違うやらよくわからないが、その中でも最も歴史があって、華道の元祖的存在といえるのが、京都六角堂発祥とされる池坊だ。本尊に花を供える僧たちによって、生け花の形式や理論が整えられていったということらしい。
今では海外での生け花の普及活動なども行っている。
このバッジは、池坊の華道を学ぶ生徒(専門学校生のようなものか?)のものらしい。
八咫鏡(やたのかがみ)型のバッジの中央に、「十」の字を重ねたような書き方で大きく「華」の金文字。上部には波紋が描かれている。裏面には、篆書体で「華道池坊研究会」と書かれている。おそらく戦前の作。
八咫鏡(やたのかがみ)型のバッジの中央に、「十」の字を重ねたような書き方で大きく「華」の金文字。上部には波紋が描かれている。裏面には、篆書体で「華道池坊研究会」と書かれている。おそらく戦前の作。
・・・今日は、政治モノや戦争モノから離れたバッジでした。まあ、たまにはね。