日本の消防は基本的に市町村に所属する組織なわけだが(東京都は除く)、どういうわけかメダル類が大好きで、正装時などに彼らがつけているのを勲章と誤解している人もいるようだが、言うなればあれは各組織が独自に制定しているのであり、勲章のような国家の栄典制度に基づくものとは全然違う。消防組織では「記章」と呼ばれているようだ。消防記章の例はこちら。
何であんなに種類が豊富なのか、不思議な気もする。警察だって職務上の危険度は高いと思うが、正装時でもベタベタとメダルを服につけたりはしない。
まあ他の国でも消防組織では名誉メダル、みたいなモノは結構あるので、今日はその中からモンゴルのモノを紹介しよう。優秀消防員バッジである。
日本の場合は、放水銃などが描かれることが多いが、欧米ではよく斧や防火ヘルメットが描かれることがあるので、このモンゴルのバッジを見たときすぐに消防関係か?と推測することができた。
日本の場合は、放水銃などが描かれることが多いが、欧米ではよく斧や防火ヘルメットが描かれることがあるので、このモンゴルのバッジを見たときすぐに消防関係か?と推測することができた。
ただまあ、そのほかは消防関係を示すモノは全くなく、中央のホースマン国章のほうがうんとめだつ。
国章の形から、70年代以降のモノであることがわかる。ツクリ自体はあんまりよくないのが残念だ。
国章の形から、70年代以降のモノであることがわかる。ツクリ自体はあんまりよくないのが残念だ。