ゲバラまできたら、やはりこの人を紹介しないわけにはいかない。フィデル・カストロ国家評議会議長。
若くして革命に準じたゲバラに比べ、国際的人気度は劣るかもしれないが、中南米戦後史は、カストロの存在なくして語れない。
1959年、ゲバラらとともにバティスタ政権を打倒し、首相に就任。のち、キューバ共産党の第一書記として、ずーっと政権のトップに立ち続けている。2003年には日本訪問もしたのだが、その時も相変わらずのオリーブ色の軍服姿。
1926年生まれというから、来年はもう80歳。この高齢にして、アメリカ相手にずーーーっとファイティングポーズをとり続けている様は、壮絶ですらある。(もっとも、かつてに比べれば最近はずっと軟化しているようだが)確か来日したときも、「死ぬまで軍服は脱がない」とか言っていたような記憶がある。
・・・カストロの肖像以外、このバッジがなんなのかはよくわかりません。