徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 逓信省バッジ

イメージ 1

久しぶりに日本モノを。

小泉改革」の最大の目玉であった郵政民営化。で、その結果日本郵政株式会社が、ついに今月スタートした。

しかしまあ、私自身の実感としては、郵政事業が公社化(2003~)されて以来、サービスの向上どころか年々不便になることが多かったような気がしていて、今後の展開もちょっと悲観的な観測に傾きがち。
まして過疎地域では大変なことになるんじゃないかと。
公益性と採算性は、まず両立しないからである。だからこそこんなに大議論になったわけだが、これはどうも解決のしようがない問題である。

逓信省は、1885年(明治18年)に設立された中央省庁で、昭和24年(昭和24年)、最終的には郵政省と電気電信省に移行するまで郵便や電気電信事業を取り仕切った。
ちなみに、「逓信」とは、駅逓の逓と電信の信を組み合わせたものらしいが、「逓」という漢字は「伝える、継続する」の意味を持つようだ。

郵便マーク、「〒」は、一説には「逓信」の頭文字「テ」をデザイン化したものと言われる。
今日のバッジは、裏面にデカデカと「逓信省」の文字があり、表面の角には〒マークも見えるが、全体のデザインはなんなのかよく分からない。中央のマークはなんだろう?
省庁のバッジにしては、珍しくカラフルできれいなバッジだと思う。