現代の名工は、厚生労働省のサイトによると、各都道府県知事や業界団体などから推薦を受け、毎年約150人が認定されることになっている。制度が始まった昭和43年から、これまで5,138人が認定されてきた。こうした表彰を受けることは、褒章(藍綬か?)の受章にも近づくことになるであろう。
認定されるとどうなるかというと、厚生労働大臣から表彰状、卓越技能章(楯及び徽章)及び褒賞金(10万円)が授与される。賞金10万円というのも微妙な額という気もするが、そもそも役所の出す額で、しかも毎年150人が選ばれると思えばこんなものか。
で、今日紹介するのがその徽章である。
8角形の中央に「技」と書かれた金と黒のバッジである。裏面には「卓越技能章 労働大臣」とあり(省庁改編前のモノである)、「純銀」と「K10」の刻印もある。えっ10金なの?と思ったが、よくよく見ると、台の部分が銀(+メッキ)で、中央の「技」の部分が10金のようだ。中央部分だけ別パーツでできているからである。
8角形の中央に「技」と書かれた金と黒のバッジである。裏面には「卓越技能章 労働大臣」とあり(省庁改編前のモノである)、「純銀」と「K10」の刻印もある。えっ10金なの?と思ったが、よくよく見ると、台の部分が銀(+メッキ)で、中央の「技」の部分が10金のようだ。中央部分だけ別パーツでできているからである。
黒と金を基調としたバッジで、ツクリはいいんだが、デザインがちょっとなあという感じがする。
それこそ、徽章製作者でも卓越技能章の受賞者はいるだろうに。
それこそ、徽章製作者でも卓越技能章の受賞者はいるだろうに。