ソ連モノを紹介するのはずいぶん久しぶりだということに気がついた。
実はソ連の徽章・勲章類は、それ以前のロシアもだけど、世界の徽章文化を語る上で外すことができない大きな存在である。種類の豊富さ、数の多さは言うに及ばず、質的にも極めてユニークで、もっと主観的にいってしまえばカッコイイのが多いといえる。
実はソ連の徽章・勲章類は、それ以前のロシアもだけど、世界の徽章文化を語る上で外すことができない大きな存在である。種類の豊富さ、数の多さは言うに及ばず、質的にも極めてユニークで、もっと主観的にいってしまえばカッコイイのが多いといえる。
にもかかわらず、実は私の手元にあるソ連・ロシアモノは決して多くない。あんまりあちこちに手を出すほど金もないというセツジツな理由もあるのだが、ニセモノが多いという理由も、かなり大きい。
とにかくよくできたニセモノが多い。私には見分けがつかず、よほどの専門家でも誤ることがあるという。それくらいよくできたモノがある。しかも、高位の勲章のみならず、「なんでこんなものまで?」と思うようなバッジ類にもあるようなのだ。
財力も少なく、真贋を見抜く眼力も乏しい私があえて手を出すには非常にリスクが高い。
たとえどんなによくできたモノでも、ニセモノと判明したときは、落胆を禁じ得ない。ニセモノと分かってしまったモノには、もはや愛情を抱くことはできなくなってしまうのである。
ま、大概どの分野のコレクターでも同じだろうが。
とにかくよくできたニセモノが多い。私には見分けがつかず、よほどの専門家でも誤ることがあるという。それくらいよくできたモノがある。しかも、高位の勲章のみならず、「なんでこんなものまで?」と思うようなバッジ類にもあるようなのだ。
財力も少なく、真贋を見抜く眼力も乏しい私があえて手を出すには非常にリスクが高い。
たとえどんなによくできたモノでも、ニセモノと判明したときは、落胆を禁じ得ない。ニセモノと分かってしまったモノには、もはや愛情を抱くことはできなくなってしまうのである。
ま、大概どの分野のコレクターでも同じだろうが。
余談が過ぎたが、今日の一枚はソ連の労働赤旗勲章。ソ連では非常にメジャーな勲章のひとつであった。
ツクリは厚みのある銀製で、手に持つとズッシリした重量感。赤旗の七宝と、金、銀の配色で豪華な雰囲気がある。
私の好みとしては、社会主義的デザインとしてのベタさ加減がちょっと・・・という気もするが、そこはそれ、全体の醸し出す「豪華な雰囲気」で、デザインの陳腐さを無理矢理強引に押し切ってしまっている感がある。
ツクリは厚みのある銀製で、手に持つとズッシリした重量感。赤旗の七宝と、金、銀の配色で豪華な雰囲気がある。
私の好みとしては、社会主義的デザインとしてのベタさ加減がちょっと・・・という気もするが、そこはそれ、全体の醸し出す「豪華な雰囲気」で、デザインの陳腐さを無理矢理強引に押し切ってしまっている感がある。
上部に赤旗、中央は歯車型、樫の葉?飾りに、下部に麦穂と赤星を添え、真ん中にこれでもかといわんばかりに金の槌鎌マーク。その背景になっているのがダムで、水が青い七宝で彩色されている。歯車の周りには、「万国の労働者団結せよ」のスローガン。
うーむ、改めてみてみると、やっぱりツクリは相当しっかりしているし技術も高い。さすがだ。
うーむ、改めてみてみると、やっぱりツクリは相当しっかりしているし技術も高い。さすがだ。