徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 琵琶湖ホテルバッジ

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関西の人には自明のことなのかもしれないが、関東人の私にとって、琵琶湖が日本を代表する一大観光地であったということは、ちょっと意外であった。

もちろん、琵琶湖が観光地であることくらいは知っているが、戦前に外国人観光客誘致のためのポスターや施設までさかんに作られていたのである。確かに、京都にほど近い琵琶湖は、観光立地的には十分恵まれたところだ。
私は、ずいぶん前に冬休みに竹生島に行ったことがあるが、その時初めて観光地琵琶湖の雰囲気に触れたような気がしたものだ。

今日の一枚は、琵琶湖ホテルのバッジである。従業員の社員章なのか、宿泊客向けの記念品なのかは不明。古いバッジに見えるが年代は不明。
琵琶湖ホテルは、外国人観光客誘致を目的に1934年に建てられた観光ホテルだ。桃山様式を模した鉄筋コンクリート造りのホテルで、和洋折衷のなかなか味わい深い建物である。寺院建築などにならって設計されたらしい。かのヘレン・ケラーも来日時に宿泊したという。
もちろん今でも「びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)」として現存する(公式サイトはこちら)。
私もこういう近代遺産的建物は好きなので、今度大津に行くときがあったらぜひ行ってみたい。

ところでこのバッジ、「REST & REEREATION BIWAKO HOTEL」とあるのだが、「REEREATION」 ってなんですか?
REST & RECREATION」の間違いなのだろうか・・・?