シルバーウィークを利用して、久しぶりに北京に行ってきた私。
話には聞いていたが、オリンピック後の北京が以前とはすっかり変わっていたのには感心するやら呆れるやら。
話には聞いていたが、オリンピック後の北京が以前とはすっかり変わっていたのには感心するやら呆れるやら。
さて、日本のニュースでも取り上げられているが、来月1日に中国は建国60周年の記念日を迎える。中国も、ついに還暦を迎えたわけだ。
この時期、中国は大型連休に入るので、これから北京は全国各地からの観光客でにぎわうことになる。
この時期、中国は大型連休に入るので、これから北京は全国各地からの観光客でにぎわうことになる。
さて、お祝いムード高まる北京だが、最近の国内民族問題の緊張によって、警備状況もますます厳しさを増しているらしい。
実際、一番めんどくさかったのが、地下鉄に乗り込む際の荷物チェックだ(オリンピックの時に始まったらしい)。繁華街ではそこら中に武装警察の姿を見かける。繁華街で自動小銃で武装した武装警察の姿というのは、これまで見たことがないような気がする。
実際、一番めんどくさかったのが、地下鉄に乗り込む際の荷物チェックだ(オリンピックの時に始まったらしい)。繁華街ではそこら中に武装警察の姿を見かける。繁華街で自動小銃で武装した武装警察の姿というのは、これまで見たことがないような気がする。
とはいえ、もう市民は昨年のオリンピック以来、「厳戒態勢」にはすっかり慣れっこの模様。繁華街の武装警察にしても、地方から出てきたお上りさんたちは無遠慮にカメラでバシバシ撮っているし、おかげでこちらも真似して写真を撮らせてもらったわけだ。
警備が厳しいのは事実だが、ピリピリムードが漂っているかというと、部外者的にはそうでもない。
繁華街の王府井にて。警官と警察犬、写真を撮る人たち。
警備が厳しいのは事実だが、ピリピリムードが漂っているかというと、部外者的にはそうでもない。
繁華街の王府井にて。警官と警察犬、写真を撮る人たち。
もちろん一番警戒が厳しいのは天安門周辺に他ならない。そう、天安門広場は、中国の玄関でもあり、これまでも様々な政治的事件の舞台になってきた場所である。
ここにはたくさんの武装警官が警備に当たっている。
天安門前にて、警備に就く武装警察隊員(制服は通常服)。
ここにはたくさんの武装警官が警備に当たっている。
天安門前にて、警備に就く武装警察隊員(制服は通常服)。
ところで、通称、武装警察または武警(ウージン)は、正式名称「中国人民武装警察部隊」。組織上は国防部ではなく、公安部に属するが、軍と警察の中間的性格を持つ独自の組織といっていい。武装警察といっても、別にいつでも重武装しているわけではなく、上の画像ではゴム製棍棒しかもっていない。
2007年8月に新制服が採用されている。旧制服とそれほど大きくは変わらないように見えるが、よく見ると色合いが異なっているようだ(この辺、あんまり詳しくないので詳しい説明はできない)。
2007年8月に新制服が採用されている。旧制服とそれほど大きくは変わらないように見えるが、よく見ると色合いが異なっているようだ(この辺、あんまり詳しくないので詳しい説明はできない)。
気になったのは左胸につけているやや大きめの丸いバッジだ。けっこう目立ち、何なのか知りたかったので、望遠モードでバシバシ撮ってみた。
左胸のバッジ。
左胸のバッジ。