すみませんが、他にネタもないので、中国の国慶節ネタが続きます・・・
今年の国慶節の目玉は、なんといっても軍事パレードだ。毛沢東は別として、鄧小平と江沢民が一回ずつ行っただけである。特に10年前の1999年、建国50周年記念の際は私もビデオで見たので印象が強い。現在、1万人もの人民解放軍兵士・民兵が、北京郊外の専門施設で連日10時間に及ぶ訓練に励んでいるという。
もちろん、舞台となる北京の長安街でもリハーサルが行われた。9月18日に実施されたリハーサルは、ほとんど抜き打ちに近い形で実施されたため、交通規制により遠回りを余儀なくされたり、自宅に帰れなくなった市民も続出したという。旅行中、そんなことになったら大変だった。
現地の友人が撮影した画像。長安街を走行する戦車と、警備の警察の様子。
現地の友人が撮影した画像。長安街を走行する戦車と、警備の警察の様子。
現国家主席の胡錦涛ほど、軍と縁の薄い指導者はいないといわれている。中国では、解放軍は権力基盤の極めて重要な要素である。軍事パレードを完璧な形で実施してみせること、それが胡錦涛にとって得がたい機会かもしれない。だからこそ、パレードに異様なまでに力が入るのかもしれない。
それはさておき、10年前。
10年前のパレードの際に使われたらしいバッジの画像がある。
これは私のコレクションではないのだが、解放軍マーク(星に八一)に、「建国五十周年国慶閲兵」、そしてアルファベットと数字。
確かな正体は不明だが、おそらくパレード参加者の識別バッジと思われる。
10年前のパレードの際に使われたらしいバッジの画像がある。
これは私のコレクションではないのだが、解放軍マーク(星に八一)に、「建国五十周年国慶閲兵」、そしてアルファベットと数字。
確かな正体は不明だが、おそらくパレード参加者の識別バッジと思われる。
今年のパレードの映像、よーく見ていれば、似たようなものを発見できるかもしれないなあ。要注意だ。
残りあと5日。
残りあと5日。